wrの発音について(2) ★カタカナ英語のリース、レッカー、レスリングもwr…!

カタカナのラリルレロでは、r か l は、もちろん、 r か wr かも見分けられない!★ 一つ一つ覚えていくしかない。

 

前回に引き続き、wr の発音は/ w / なしの / r / という話です。

 

カタカナ英語のリースといえば、賃料を取って物を貸すlease と、花輪のリースwreath があります。特に、花輪の方は / r / だけでなく、 th は舌の先をを上下の歯で軽くはさみ、無声で摩擦音を出す発音になり、カタカナとは全く違いますね。

両方ともに日本語にはない音なので、英語で話したり、読んだりするときは、要注意です。

 

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レッカー車のレッカーも、wr で始まる wreck (難破船、事故車) と / r / で始まる発音です。 また、レスリングも wrestle (格闘する、戦う) にing をつけて名詞にした語で、/ r/ の発音になります。

 

さて、wr で始まる語は少ないのですが、最後に世界中によく知られている、米国の飛行機発明家のライト兄弟の話です。 flight (飛行) から連想して、Lightかと考えがちですが、r, しかもwr で始まる Wright です。

 

さらに、面白いことに wrightには、大工、製作者という意味の語であり、 shipwright (船大工) , playwright (劇作家) というように使われています。偉大な彼らは、aircraftwright (飛行機大工?)ですね。 

 

人名にはやはり、その人に影響する力が不思議なあるのでしょうか。

 

 

 

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