英検2次面接試験 ★ 音読ワンポイントアドバイス 初級編(1)

気になる発音のミスはココ ★ 正しく自然な発音にしよう!

 

英検3級以上の2次面接試験では、初見の英文(passage)を20秒間黙読した後、すぐに音読しなければなりません。また、渡された絵や聞かれた質問に対して、英語で答える必要があります。

 

当スクールでは、長年に渡り、英語2次面接試験の指導を行ってきましたが、これまでに数百名の受験者を100%、全員合格に導いてきました。しかも、ほとんどの生徒さんが、ほぼ満点に近い高得点での合格です。

 

数回の指導でだけで、急に全体の発音が良くなることは難しいのすが、今回は特に気になるポイントを載せてみますので、指導者や受験者の皆さんはどうぞご参考になさってください。

 

梅にウグイス

 

音読ワンポイントアドバイス初級編 その1

??接続詞の that は、強く読まない、言わない。

まず、気になる発音は、I think that ….  He knows that …. 等のthatです。これは強くせず弱く読み、声の高さ(ピッチ)も低めになります。

 

なぜならば、この場合のthatは文や語句を単につなぐだけの役割をする接続詞なので、強く読むと指示語のthatだと間違えて聞こえてしまうからです。thatと強く聞こえると、聞いている者は、「えっ?何?どれ?」と考えてしまうのです。続いて文や語句が聞こえてくると「な?んだ、接続詞か。」とやっと分かるわけで、聞く側にとっては紛らわしい発音になります。

 

??不定詞のto も、強く読まない、言わない。

次に He wants to play soccer….   They like to read books ….  等のto です。この不定詞のto も決して強くは読みません。もし強いとtwo に聞こえてしまうからです。

 

To sing songs is fun for me. も同様です。ただし、Meg loves to swim. She loves to ski, too. の場合のtoo は、強く読むのが自然です。

 

??まとめ

接続詞のthat や不定詞のto のように、その語自体には重要な意味がない語を、専門用語では機能語といいます。上で述べた、that, to の他にもthe, a, an などがあります。いずれも弱く、ピッチを低くして読むようにすると、より自然な英語に近づきますので、そのように心がけましょう。

 

普段から、CDや先生の正しい英語を聞いて繰り返すことが重要です。また、強く読む語と弱く読む語で、英語にできる独特のリズムを楽しんで自然な発音を身につけていきましょう!

 

   

 

 

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