Mさんに初めて会った日に話してくれた「英語が通じなかった」という経験談です。
まず、長時間のフライト中、機内でwater の発音が何度言っても通じなくてついに水がもらえなかったこと、ニューヨークの空港ではトイレの場所を誰に聞いても理解してもらえなくて、重い荷物を引きずってトイレを探し回り大変であったこと。
また、ホームステイ先では何を話しても、言っていることが分からないと言われ、まるで言葉が分からない赤ちゃんの様な接し方をされたとのこと。
そして結局、米国滞在中に何に一つ、単語一つすら通じないということが分かったとの話でした。
Mさんが話す日本語は、とても上品で発音にも何の乱れも訛りもない感じでした。 お子さんお二人は米国の大学、また語学では日本でトップの名門大学を首席で卒業後にフランスの大学院で学ばれるという非常に優秀なご家族であることも知りました。
ご主人もMさんに理解があり、今回英語を発音から学び直すことに理解して、私の教室まで車の送迎で協力してくださるとのことでした。
ま だ20代後半の国内で学んだだけの私に、ベテラン先生がさじを投げた耳が良くないらしい?50代のMさんのために、私に何ができるのか、一体役に立つこと ができるのかどうか分からないまま、私の若いエネルギーと挑戦してみたい情熱で最初の発音矯正のレッスンがスタートすることになりました。
( to be continued )