クリスマス* 異国の誰かに思いやりの心を!
★スクールの生徒さんたちからまだ着られる衣服を!
* 今年のクリスマスは、誰かにプレゼントして喜んでもらうクリスマスに!*
*それは、とても素敵なこと。そして自分ももっと嬉しくなること。*
11月末に、スクールOBマサシさんは、米国留学と海外インターンの体験報告会を行いました。その後12/5には、ケニアに立ち、現地で3ヶ月間のボランティア活動をしています。
首都ナイロビから車で1時間ほどの郊外の町Thika ティーカにて、ボランティア活動の主催者でもある大学教授宅に滞在しています。現地では、スワヒリ語と英語が話されていて、教授はマサシさんの英語が上手なのでスムーズに交流できて良かったと話していました。
出発前にそのウィリアム教授から、依頼がありました。
「ケニアでは、衣類を輸入に頼っているので、非常に高額でなかなか購入できない。特に成長が早い子供たちが困っている。まだ着られる服を譲ってくれたら、大変助かる。」
生徒さんたちが届けてくれた約250着の衣服の一部
そのことを聞いて、子供は成長が早いので、毎年の様に服のサイズが変わり、本当に厳しい状況ではないかと察しました。そこで、スクールの生徒の保護者さまにご協力を呼びかけてみたら、1週間で次々と、何と!約250着もの衣服をスクールに届けてくれました。
今回はマサシさんが、季節に合わせてそのうちの190着を、スーツケース2つにぴっちり詰め込んでケニアに直接届けることができました。
ナイロビの空港まで迎えに来てくれたウィリアム教授は、短期間でそんなに大量の服が集まるなんて凄いと大変喜んでくれました。
ケニアには広大な土地が広がっている!とマサシさん
プレセントされた服をきて、笑顔の可愛い子供たち
160着もの服は、一体、どの様にして子供の手に渡ったのかと聞いてみました。個人の好みもあるだろうし、試着して決めたとしても、相当な混乱ではと想像できないことでした。
そして、その返答には、本当に驚きました。
子供の名前とサイズ情報をまとめて、誰にどの服をプレゼントするかを、事前にウィリアム教授とマサシさんふたりで決めてプレセントしたとの話でした。ひとり、一枚ずつ、160名にもでした。
不思議なことに、それぞれの子供に選ばれた服は、そのサイズだけでなく元々自分の服であるかのように、雰囲気もぴったりと似合っているように見えます。
とにかく、年の瀬が迫る忙しい中で、急ピッチで事が進められて、国を超えて関わった皆んなにとって、特別にハッピーなクリスマスになりました。