使える英文発音力 ★ ELIZA発音検定4級レベル
前回のブログに続いて、規則動詞の過去形の発音についてです。
せっかく言い慣れたのに、実は英文中では、規則動詞過去形の語尾 / t /, / d / は発音されないことが非常に多いです。
発音検定試験の面接では、8~10文の英文を正しく音読する問題が出題されています。
英語として自然な発音ができなければ、将来役には立たないことが多いのです。
また、同時にリスニングでは自分の発音とネイティブ(英語話者)の発音が同じであれば、何の苦労もないことになります。
実際、イライザで学ぶ生徒さんたちは、リスニングテストのための対策は行っていないのに、リスニング力が高く、学校や英検、入試などでは高得点者が普通に多いのです。
ここで、いくつかの英文例と発音を音源で載せますので、よく聞き取ってみてください。
英文は2度読まれます。各英文の下には、簡単に解説を載せておきます。
1) A I played basketball last Sunday.
B I play basketball every Sunday.
/ d / + 破裂音 / d / の場合、語尾の / d / は発音しないのが自然。
発音はしないけれど、その音の時間の空白部分は残す。
A過去形の文とB現在形の文の下線部音源を比べてみよう。
2) I enjoyed it. My friends liked the park.
/ d / + 母音の場合、音がつながる。 / d / +/ ð / の場合、音が共に変わる。
3) Ken listened to pop music one hour ago.
/ d / + 破裂音 / t / の場合、共に歯茎で音ができるので ( 同一調音点)、 / d / は発音されないのが自然。
1の英文と同様に、ここでも / d / の発音はしないが、その音の時間の空白部分は残す。
いかがでしたか?
単語と他の単語がつながると、発音しない、つながる、音自体が変わるなど様々な現象が起きます。
英語はきちんと基礎から学ぶことが大変重要だと考えます。
更に学びたい方は、当塾イライザにメールにてお問い合わせください。
Good Luck!