なぜ英語の発音が悪いと困るのか。

当スクール卒業生Sさんからこのような話があった。 

 

Sさんは、アメリカで留学経験を経て、仕事で東南アジアを中心に現地のビジネスパーソンたちと多くの交渉を重ねてきたという。

 

 

彼らと英語でコミュニケーションをする際には、

 

「あなたは英語の発音がとても良いから、話の内容を理解しやすく、信頼できるよ。

多くの日本人のビジネスパーソンは英会話力も英語の発音力も苦手で、何を言っているかよく理解できない時があって大変だよ。」

 

と、言われたことが多くあったという。

 

 

たしかに一般的に、英会話や英語の発音が苦手だという日本人は多い。

 

では、東南アジアではどうだろうか。

 

 

「東南アジアのビジネスパーソンの中には、

アメリカやオーストラリア等の英語圏の海外大学で教育を受けてきた人たちが多くいました。」と、Sさんはいう。

 

 

 

この背景には、東南アジアにおける経済成長に伴い、

 

子供を海外大学に4年間留学させるのに十分な資金を持つ富裕層が増加していることがある。

 

 

つまり、日本を含むアジアにおいては、英語圏の海外大学に留学し、「本物の英語力」習得して、グローバル社会で活躍することが、標準化されつつあるのだ。

 

 

 

そして、「本物の英語力」を習得していない日本人は、流暢な英語力を習得している東南アジア人から見れば、

 

「日本人は遅れている」と思われても仕方がないのである。

 

 

しかし、日本人が海外留学をするにしても、「英語の基礎力」がついていない状態で外国に飛び込めば、

英語がほとんど通じずに、相当苦労してしまうリスクが高い。

 

 

それを防ぐためには、留学前に、英語の発音力をはじめとした、「英語の基礎力」をできるだけ早い段階で学習することが賢明だと考える。

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