リスニングは先生にも難しい! ★ ネイティブの先生に何度も言ってもらっても…
▼ ある英語教師からのお悩み
生徒たちには「リスニング力は益々、テストで配点が高くなるからしっかりと聞く練習をしよう!」
と伝えてはいるものの、実は自分のリスニング力が低くて自信がない。
一体、どうしたら、can’t の / t / が聞き取れるようになるのか?
ネイティブ先生に何度言ってもらっても聞き取れないんですよ。
”I can’t play tennis.” “I can’t swim well.” の can’t です。
リスニングって大変に難しいですね。
そのお悩みにを聞いて、私は大変驚きました。
大勢の英語講師が同時にその話を聞いていて、残念ながら、私が口を挟むタイミングがつかめませんでした。
同じ様なお悩みの先生たちがとても多い様ですので、このブログでお答えします。
▼ アメリカ英語では、can’t の / t / を発音しない !?
実はアメリカ英語では、can’t の / t / を発音しないことが非常に多いのです。
ですので、聞き取れるわけがないのです。
語尾の / t / が発音されなければ、can’t が can になってしまったら、否定が肯定の意味になってしまうだろう!
と思う方は多いでしょう。
しかし、実際は、イントネーションや語のストレス(強弱)によって、否定文だと分かるのです。
語尾の / t / を発音しない理由はいくつかありますが、簡単に言うと単純に言いやすいようにしているわけです。
少し、専門的で理論的な話になるので、ここではその現象の要因は省きますが、代わりに音源を付けておきます。
宜しければお聞きください。
音源 肯定文と否定文の聴き比べ
イントネーションや語のストレス(強弱)に注目!
① ”I can play tennis.” ”I can’t play tennis.”
② “I can swim well.” ”I can’t swim well.”
発音が通じない、または、聞き取れなければ、言葉として機能しないので、将来役に立たせるためにも正しい発音の学習が欠かせません。
当イライザ前田塾では、基礎の基礎から丁寧な積み上げ式で発音がきちんと習得できます。
そして、結果的にはそれが一番の近道になります。
ご関心がある方は、とうぞ、お気軽にお問合せください。
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