こちらでお伝えいたします！ /dʒ / と / ʒ /の発音上達のコツはこれ！★
今回は、混乱しやすく、分かりにくいこの2つの子音を簡単明瞭にお伝えしましょう。
① /dʒ / の音は、 gym, enjoy, badge のように語頭、語中、語尾とどこでも出てきます。
＊/dʒ / の発音上達のコツ
日本語では「おじいさん」の「じ」の音が近い音です。
強く、おじいさんの「じ」。 英語では唇を丸く突き出して、かなり強めに発音することが必要です。
舌の前の部分を上の歯茎に押し付けて勢いよく離して（破裂して）、摩擦する「破擦音」です。
破裂するので、音は一瞬で連続しません。
jam, jacket, Jack, Japan, June, job, joy, … gentle, gem, ginger, giraffe などなど、英語の音に多く出てきます。
② / ʒ / の音は、 usually, garage のように語中、語尾に出てきますが、語頭には現れません。
＊/ ʒ / の発音上達のコツ
日本語の「静かにして、シーッ」の「シー」＝ / ʃ / で無声音です。
/ ʃ / の音を連続して出し、声帯を閉じて有声音にすると / ʒ / が発音できます。
唇を丸く突き出して、 舌の前の方と上の歯茎で摩擦して出す「摩擦音」です。
摩擦するので、連続する音になります。
この音は出てくる英語の単語には数えられるくらい少ないのです。
中学レベルでは、usual, usually, garage, Asia くらいでしょう。
高校レベルだと、 pleasure, treasure, leisure, confusion, decision などです。
フランス語にとても多く出てくる音で、rouge, beige, prestige はフランス語からの借用語です。
/ dʒ / と / tʃ / は、確かにしっかりと区別する必要がありますね。
試験に出たら、正答率が低いので正解できるように普段から意識して発音しましょう。
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