英語には日本語にない発音が多い。ベロとあごが筋肉痛に? 発音ができて、徐々に教科書が読めるように!
世間では、外国人の発音を聴きまくれば、自然に英語が口から出てくるとよく言われています。 果たして本当にネイティブさんのように自然で正しい英語ができるようになるのでしょうか?
それは、かなり疑問です。 なぜならば、英語には日本語にない発音が多いからです。
これは、当スクールのコンセプト。
「正しい発音で音読を続ければ、正しく聞き取れるようになり、正しく話せるようになる。」
さて、成績優秀なのに英語だけが超苦手、中1時に3学期間、オール2だったF君の正しい発音での音読特訓を開始。
日本語を話す際の口と舌とは極めて異なっているので、全く思うようには動かない。 スムーズに行うための筋トレの特訓を行い、F君はあごが痛い、舌が痛いと筋肉痛を訴えていて、かちょっと辛そうでしたが、慣れるしかありません。 でも通常長くても2~3週間のことです。
小学5,6年生から、個人差はあっても、特に男子は口と舌の筋力が日本語様に固まってくるのです。
語学習得の適齢期は、早ければ早いほど良いと言われています。 ただ、正しい発音で正しく訓練し、継続しなければ、そう簡単には英語の自然な発音が身に付くものではないのです。
しかし、この時代なので、遅くても小学3、4年生時には英語学習を開始した方が良いと考えています。
F君の1日3回の英語発音自主特別筋トレが終わり、スムーズに口が動くようになり、中1の教科書を初めから音読できるようになりました。
英文のための発音ルールも新たに徐々に学び、何とか英語らしく読めるように、各ページ計20~30回は音読して何とかスラスラと、やっと英語らしく聞こえるなってきました。
ここで指導者(私)が感動したF君の言葉を。
「中1の教科書の新出単語には発音記号がなく、自分で調べて書き込むしかないけれど、中2の教科書には新出単語には発音記号が印刷されているから、中2の方がやりやすい!」
そうなのです!
発音記号は漢字であればフリガナのこと。音読には必要なのですが、中1教科書にはほどんとの教科書には出ていません。 一番最後のページにはまとめて出していますが、一々書き写さなければ発音しにくいのです。そして、発音記号の読み方は、ほとんどの先生が教えてくれません。 これは英語教育の大きな矛盾のひとつなのです。
(このことに関してはまたの機会にブログで書きます。)