ship, sheep の発音の違いは、母音の長さではなく、/i:/, /i/ の音質にある!
スクール生の小学3〜6年生は、毎回のレッスンで英語基礎力として発音とスペリングの学習を行い、単元ごとにスクールオリジナルのELIZA発音検定試験に挑戦しています。
BS Basic 6級では、母音/ i: / / i / , / u: / / u / , / e / の基礎英語とカタカナの単語約300語が正しく読めて書けることが求められます。
一般的に発音記号の / : / は「その前の母音の音を長くして発音する」と知られている様ですが、実際には、長さではなく音質自体が異なるのです。
/i:/ は緊張音, / i / は弛緩音(ゆるんだ音)であり、英語の専門用語では tense と lax に分類されています。母音自体の長さは、次の子音が同じ無声音の / p / なので同じ長さになります。
カナカナ読みのシップ、シープとはかなり異なった発音になりますね。
/ u: / / u / に関しても同様に、音の長さではなく音質の違いになります。
発音の違いは、音源付きでブログに載せますので、ご参考にしてください。
生徒さん達は、英語の全ての子音24個の発音とスペリングを既にマスター(BS9級レベル全員合格)しています。
フォニックスルールを学んで、初見の単語もどんどん正しく読むことができて読むことができます。また、発音を聞き分けることも、聞いて書くこともできています。
発音を基礎からしっかりと学んで、ほぼ毎日の家庭学習で宿題をこなして学習内容をきちんと定着し続けることが、難易度が高い発音検定試験でも余裕の高得点で合格できる秘訣になります。
BS6級も受験者全員の合格、㊗️ おめでとうございました。
ブログをご参考にされて、ご一緒に学んでいただければ幸いです。